授業が終わってからはバイトをしたりみんなで遊んだりとても充実していた。
もちろん知くんとも過ごした。
知くんの大学に行ってみたりもした。
知くんはサークルのみんなに私を紹介してくれた。知くんはみんなにからかわれていた。
それを見ているのも幸せだった。知くんと会う度、知くんが好きになっていく。
私は聖矢を忘れられているのだろうか。
「寒いなー」そう言って知くんは私の手を握る。
今日も私は知くんの学校へ行った。
サークルの場所に顔を出すとみんな話しかけてくれた。
またもや知くんはからかわれていて、でもなんだか嬉しそうだったし、私も嬉しく思った。
「寒いね。ねぇ、知くんパスタ食べに行かない?」
「パスタ?うん、ええよ」
「やったー」
「何で?」
「今日、朝テレビでパスタの特集してたの。見てたら食べたくなっちゃった」知くんは急に笑いだした。
「何、何?!」私は驚きながら知くんに尋ねる。
「いや、なんか光可愛くて」クククと肩を揺らしている。私は知くんの言葉に顔を赤らめる。


