聖矢はスタンドの近くに来るまで気付いてなかったけどスタンドに近くなりすぐ様私に気づいていた。
「早いな」上を見ながら話す聖矢。
「聖矢のアップから見ようと思って」
「えっ?!いつから居たの?」ペットボトルの水を飲みながら耳をすます聖矢。
「1時間くらい前から」
「飽きないの?」心配そうに尋ねる聖矢。
「全然飽きないな」
「ふーん。俺のことそんなに好きなんだな」ニタっと笑いながらからかう聖矢。
私は突然そんなこと言うから驚いて周りを見る。
周りはこそこそと話している。
「ちょっと!!恥ずかしいから辞めてよ」私は聖矢に近くなるように前に体を出す。
「いいじゃん。あっ、そうだ。ちょい待ってて」
そう言って突然視界から消えた聖矢。
周りからこそこそ聞こえる話し声。
「中谷さんやっぱり彼女いたんだー」
「いるよねーやっぱり」
「中谷くんかっこいいもんねー」
恥ずかしい&何か居づらい…。(笑)


