食堂にたくさんの人が集まっていた。
「宴会みたいだな」聖矢が笑いながら私に話す。
「そうだね。ほら、聖矢行こ」
「おう」そう言って手を差し出してくる聖矢。
「えっ、何?」
「手、繋いでもいいけど」
「何それ!ばーか」
そう言って手を握った。
どうしようもなく愛おしくて。絶対に手放したくない存在。
聖矢、ずっと一緒だよね?
「久しぶりだな、2人きり」空を見上げながら話す聖矢。
「そうだね、お互い忙しかったもんね」
「こうやって光といる時間って今思うとすげー大事。」
「何よ、急に(笑)」
突然、真剣な眼差しで話してくる聖矢に驚いた。
「いや、幸せだなって」
そう言って立ち止まる聖矢。
ギュッ
「聖矢?何かあった?」聖矢は私を抱き締めてきた。聖矢から伝わる寂しい思い。
「ううん、何もないよ。ほんとに幸せすぎるんだ」
「私も幸せだよ」
全身から伝わる聖矢の思い…
私達はベンチに座り込んだ。


