泊まるところは、校長先生直々に予約してくれた民宿。
応援きている私達も泊まれるようにと学校貸し切りで予約してくれた。
親御さんも応援にきている子たちもみんなその民宿に泊まることになった。
「校長先生わざわざありがとうございます」
私は先生を見かけたので声をかけた。
「いやいや、僕も嬉しいんだよ。中谷くんのために大勢の生徒が応援にくると聞いてな」そういってニコっと笑った。
コンコンコン
部屋をノックする音だ。
「はーい、どうぞ」
返事するとすぐにドアが開いた。
ガチャ
「光、」
「聖矢っ、どうしたの?」
「散歩行かねーか?」
照れるように尋ねてくる聖矢。
「うん、いいよ。何、照れてんのよ」
「照れてねーし!!早く用意しろって」そう言いながらテレビをつける聖矢。
「もしかして、聖矢んとこに美優いた?」
「おー。耀太といちゃついてる」面倒くさそうに答える聖矢。
「なーんだ。逃げてきたんだ」
「ち、ちげーし。俺は光とデートしたかったの」
「あら、可愛い〜」そう言って聖矢に抱きついてやった。
「や、やめろって」少しジャレてから外に出た。


