聖なる光【完結】


4月の終わり、インターハイがようやく始まった。
最初の試合は大差をつけての勝ち。

一方、陸上部の聖矢はといて絶好調だ。
あれからケバい化粧の子たちは真剣に陸上をやりはじめたらしい。

人数は少し減ったらしいけど聖矢はびっくりしていた。
「まさか俺の言葉そのままやると思わなかったよ。でも残り続けれるなら相当の根性だ」

桜もいつの間に散ってしまい聖矢が一番嫌いな6月に突入した。

「また雨だね」
久しぶりに聖矢と昼食をとっていた。
「まじ凹むわ。大会近いのに」
「ほら、落ち込まないで筋トレ筋トレっ!ね?」
「そうだな」スイッチが入ったのかカレーをがむしゃらに頬張る聖矢。

「可愛いんだから…」
こんなに優しくて太陽のような人は聖矢だけ。

「えっ、なんて?」
「ううん。早く食べな」
「光もな!」聖矢にそう言われたので私もカレーを口にいれた。