「光、光」聖矢に呼ばれてぱっとすると映画はエンディングの曲が流れていた。 「私、寝てた?」 「うん、始まってすぐ目、閉じてた」そう言って私の頭を撫でる。 「ごめん、せっかく借りてきてくれたのに」 「疲れてたんだって」 「もう悟史くんとの時間?」 「いや、あと二時間くらいある」 「結構あるね」 「悟史、バイト入ったらしくて」 「じゃあ今日じゃなくていいのにね」 「俺もそう言ったんだけど、早く光とバスケしたいらしくて」 「なんか照れるよ」そう言うと聖矢は笑っていた。