ピュバティ ブルー



「待って、彼女は違います。私のクラスメートで私と同じ聖華の・・・」



綾が叫んだとき泰彦が口を挟んだ。



「ご苦労様でした。僕らは帰ってもいいですか?」



「まぁ、いいでしょう。では寺尾本部長に宜しく」



「伝えておきますよ。父もあなた方のような部下がいて幸せだ」



泰彦は顎を突き出して言った。