その部屋は、壁いっぱいがブルーだった。いや、正確には種々な号数のカンバスに描かれた朝美で埋め尽くされていたのだった。 そして色の冷たさとは正反対に溢れる温かさが伝わってきた。 葵は呆然と立ち尽くしていた。