「こないだ、マッポにチクらないでくれてサンキュ」 金髪少女は言った。 「喋るのが面倒だっただけだよ。それよりありがと」 葵は礼を言った。 「いいって。しっかしあのボーガンはかっこよかったよぉ。聖華なんてドロップアウトしてあたしらのグループ入んなよ」 「考えとく」 葵はニッコリと笑って、少女と別れた。