キッチンに来たものの今日は買い物に行ってないことを思い出した


「パスタとサラダでいいかな…?」


ガチャガチャとお鍋を取り出していると


「何か手伝おうか?」


と昴さんがやって来た


「昴さん…ありがとうございます…でも大丈夫です」


「昴でいいからねっ」


そう言ってあたしからお鍋を取り上げるとシンクに運んでくれた


「…ありがとう昴さん」


「昴だよ?あとタメ口でいいからねっ」


「えっ…でもー」


「クスッ気にしないでよ…ねっ?」


「じゃあ昴ありがと」


「どういたしましてこの鍋に水を入れたらいんだよね?」


「あっ…うんお水入れてもらえる?」


あたし達はキッチンで夕食の準備を始めた