迷っていると「ダメ…?」と子犬のような目で顔を覗き込む


そんな目されたら困るよ…


「んっ…い…いよ?」


とたんぱぁっと笑顔になり「やった♪」と小さくガッツポーズをきめた


「じゃ遠慮なく…」


「ちょと待って!」


洋輔の顎を押さえてとめた


「見えない所にしてね?絆創膏を貼らないといけないから」


「えっ?見えない所…絆創膏?」


「見せてたら余計に変な虫に喰われるって言われたの」


うーんそれも一理あるか…やっぱり千紗の友達とやらにあっておこう!と決めた洋輔だった