洋輔は「かーわいっ」と言ってあたしの手を引いて自分の部屋へと連れて行った


「じゃあ寝よっか♪」


洋輔はベッドの布団をぴらっと捲ると


「姫どうぞ♪」


と言ってポンポンと叩き布団に入るよう促す


「あっうん…」


そっとベッドに腰掛けた時グイッと引っ張られ布団に引きずり込まれる


「きゃっ」


「待ちきれねぇよ…」


洋輔の切ない声に胸がキュンとした


いざ一緒に寝ようとなると緊張する


洋輔はどうなんだろうぴったりとくっついてみた


今にも飛び出そうな位に洋輔の心臓はドキドキしていた