─§温もりの虜§─

あっという間に放課後はくる…首に貼った絆創膏の存在も忘れていた


真子と莉子は『今度3人に会わせてね』と言って部活に行ってしまった


今日は一緒に帰ると言う洋輔と亮との待ち合わせ場所へと急いだ


「うわっ…まただ」


洋輔と亮が女の子に囲まれていた…2人にベタベタと触りすり寄っている


なんか嫌だな…胸がズキンとした


あたしどうしたんだろう…?嫉妬してるあの娘達に


これも独占欲なのかなぁ…


あたしに気づいた亮が女の子を振り払い駆け寄ってきた


「どうした気分悪いのか?」


「あっううん」


あたしどんな顔してたんだろう


『ごめんまたね』と言って洋輔が女の子に手を振りこっちに走って来る