「あのー…同居人になる方ですよね…?」


「そうだけど?」


洋輔がきょとんとした顔をして言った


「本当に?間違えてないですよね?…住所が違うとかないですよね?」


「…間違えてねー」


亮が機嫌悪そうな顔をしてあたしを見て言った


「うっ…」


「もしかして女の子が来ると思ってた?」


あたしはコクリと頷いた


「そっか…参ったなでももう決まっちゃってるしなぁ…どうする?」


昴さんが他の2人に問いかける


「今更家になんて帰んないよ俺」


「俺も…」


2人共そう言ってあたしを見た