「ああ…夜中に物音がしたから気になってねっ…覗いたら洋輔が落ちてたから…代わりに撲が寝させてもらったって訳」


昴はあたしのオデコにチュッとキスを1つ落とし


「ダメだったかな?」


と聞いた…あたしはふるふると首を横に振る


「落ちてたからって…洋輔って寝相相当悪いんだね…」


一緒に寝るのを止めようかな?と一瞬思ったけどかわいそうなので止めた


それより昴は大丈夫って言ってたけど洋輔は本当に大丈夫かなー?落ちて頭打ってないかな?


「洋輔なら大丈夫だって…」


「うーん…もう食えねーよ…むにゃ…むにゃ…」


ベッドの下から洋輔の寝言が聞こえる


「ほらね?」


昴はクスッと笑った


あたしはホッとして洋輔って寝言も言うんだーなんて思っていた