ママの匂いがすれば落ち着くかも…と思いママのベッドで寝ようと起き上がった時だった


コンコン…と誰かがドアをノックした


「はい…誰?」


ガチャッとドアを開け入ってきたのは洋輔1人…かと思ったら後に続いて亮も入ってきた


「どうしたの?…2人も眠れないの?」


「2人もって…千紗眠れないのか?」


亮に聞かれ頷いて言った


「何だか淋しくて…」


「丁度良かった俺も眠れねぇんだよなぁ一緒に寝ようぜ♪」


洋輔があたしの隣にもぞもぞと入ってくる


「亮は?寝ないの?」


「はぁー…」


溜め息をついて洋輔を軽く睨むとあたしの隣に入り横になった


「ふふっ…やっぱり人肌っていいね…あったか~い……」


あたしは2人に挟まれていつの間にか眠ってしまっていた…