─§温もりの虜§─

朝食を食べそれぞれ用意をし家を後にした


駅までみんなで歩いて行き電車に乗った


何だか今日は苦しくないなぁ…?と思って周りを見た


3人はあたしが押されないように守ってくれていた


3人とも背が高くてイケメン…王子様みたい♪


あたしはお姫様になったようで朝から気分が良かった


駅に着いて電車を降りる時もちゃんと守ってくれた


「みんなありがと♪優しいんだね…王子様みたい!」


「そう僕達は姫を守るナイトですから」


「そうそうちゃんと守ってやっから安心しな」


「王子様…柄じゃねぇけどお前は守る」


3人がとても頼もしく見えてあたしは嬉しくなった


「じゃあ撲はこっちだから気を付けて行っておいで」


「あっありがとう」


昴はあたしの頭にぽんぽんと軽く手をやりニコッと笑うと爽やかに去って行った