家に帰りあたしは3人に言った


「話しがあるの…」


リビングに集まりソファーに座る


漂う緊張感


口火を切ったのは昴だった


「何となく解るけど…話しって何?」


「あのね…」


「ちょっ…ちょっと待った!嫌な予感がするのは俺だけか?」


洋輔があたしを止めて亮と昴を見る


2人は黙って洋輔を見ていた


「はぁー解ったよ…聞くちゃんと聞くから…」


洋輔は"ふぅー"っと息を吐いてからあたしに言う


「続けて…」


3人は真剣な顔であたしを見つめる