最初はマジマジと目を見て話すやつだなと思ってたくらいだった。



でもその視線にドキドキしてる自分に気づいた。



無邪気で負けず嫌いでそれでも周りの事を思いやっている凛子の良さにもすぐに気づいた。




日に日に凛子が気になって、侠也とじゃれ合ってるのを見ると胸が痛んだ。




これが辛い片思いの始まりだったんだ。