あたしたちはブラックのみんなに囲まれてて、みんな傷だらけなのに笑顔を見せていた。





「凛子、帰るか」


「うん、鞄取ってくる」




あたしが鞄を取りにいこうとすると、あたしを見張っていたゼロの人が鞄を持ってきてくれた。



その人にお礼を言って鞄を受け取ると「ごめんね、巻き込んで」って謝られた。



侠也はみんなに立たせられてナオトの肩を借りて、右側にはあたしの肩に腕を回しながら歩き始めた。




外にでるともう明るくなっていた………。