ブラックホール〜俺様最強キング〜Ⅰ

怒ってたはずのノゾミはあたしに笑顔を向けてくれた。





「……ありがとう、ノゾミ。あたし頑張ってみる」


「さすがもりりん。何が何でも許してもらって、彼女になってくるんだよ」


「えっ………?」


「恋愛に興味のないもりりんがやっと好きになった人なんだから。何が何でも手に入れないと」


「う、うん。頑張ってみる」





ノゾミに恋愛相談したのは初めてだけど、こんなに頼りになるとは知らなかった。