しかもまた背中にまわされてる右腕から変なもんを感じる。



なに?あたしドキドキしてる?



肌が触れ合ってるから?

だとしたら、あたし変態?






「もう、いや。ナオトのとこにいく」


「……はぁ。お前は俺を振ります天才だな」


「それ誉めてないから」




それに振り回してないし。


あたしは侠也から離れてナオトのいるシートへ向かった。


流された浮き輪をとってから侠也もついてきた。