やっと唇が離れて、あたしは体中に酸素を送り込んでから侠也を殴ろうとしたら阻止された。






「お前がキスしていいって言ったんだぞ」





そうだけど…そうだけど…。





「ムカつく!」


「俺は嬉しい」





笑顔でそんな事を言ってくる侠也になぜか怒れなくなってしまった。