クリスマスプレゼント

レイナ「あのね、実は………。去年ぐらいにさ、ヒロシが声かけられない女の子っていたって言ったじゃん?あれあたしなんだ。

最初はヒロシって変な人って思ったけどさ、いつもヒロシくるじゃん?
なんかだんだんとうちもヒロシの事が気になっていったんだ。不思議だよね。

でもね、ある日いつもみたいにヒロシが来るの待ってたんだけど事故にあってしんじゃったんだ………。
あの日ヒロシは来なくて3日遅れできたよね。あの日ヒロシが来たら自分の気持ち伝えようと思った。

でも諦められなくて、ヒロシと出会ったの


本当に嬉しかったよ。あたしもヒロシが好きだよ。」


俺はレイナを抱き締めた。
ごめんな。レイナ。……………

涙が溢れでてきて止まらない。

レイナ「大丈夫だよ。今ちゃんと気持ち言えたもん。あたし今幸せだよ」


うん。俺もだよ。

でも異変が起きた。レイナの体がだんだん薄くなってきた。
レイナ……。


レイナ「神様からお迎えが来たみたい。泣かないでよ。いつもヒロシの側にいるから、だから泣かないで。」


うん………。必死で涙をこらえた。でも我慢ができない。


レイナ「じゃあまたね。」


そういうとレイナは消えてしまった。