GAME

「げほっごほっ・・」


「で、何でこの格好?」


自分の三つ編みで遊びながら、未だに咽ているそいつをにらむ。




「だから、さっき説明するっつったじゃねぇーか」


「ん?さっきは理由言わなくていい言っただけだろ?説明するなら、さっさとしろ」



「・・おぉ」(←色んなことに耐えた)



ズゥーと御替りした紅茶を飲みながら、瞬君の説明を待つ。




「まず、この海猿高校、不良が集まるってのは知ってんな?」



「うちの桃が通っているからね」


「あーー。まぁあいつの場合は外見ほとんど変わっちゃいないだろ」


「いい子だからね~」


「生意気な餓鬼だろ。どう見ても」


「そうとも言う」


「お姉ちゃん認めちゃったよ!否定してやれよ」


「真実は捻じ曲げられないということです」


「雨野真実ーーー!?」