GAME

「よし。じゃ、そこ座れ」



僕が心のうちで沸々と怒りをたぎらせている中、瞬が直ぐ近くにあった椅子に座るよう促した。



何だか、今喋ったらキレちゃいそうだったから、大人しく従った。



「んじゃま、じっとしとけよー」



といわれ、かれこれじっとしていること数分...



「ん。中々の出来栄えじゃね?」


眠くてコクッリコックリしていた僕は、瞬の言葉で覚醒した。


「ほら、そこに姿見あるから」



ふぅーやれやれとかいいながら、瞬が学長室の方へ戻って行く。


僕は何事かと姿見に近づく。


「に・・・ニャ゛ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!??!?」