パンッ…パンパン 「泣くな!泣くな私!!」 両手で力いっぱい頬を叩く 「大丈夫。強くなるんだから… 私は強いんだから!!」 そぅ言いながら 母の手紙に目をやる 「これ…… 遺言書かな?」 慎重に手紙を開け 内容を読みはじめる。