「……届けてくれて、ありがとう」

紫奈は写真を大事そうにしまった

「……交通事故で死んだ人…」

「っ……」

「……ニュースでやってた」

紫奈は目に涙を浮かべ

俯いた

「……結婚するはずだった?」

「……そうよ…」

「……愛していた?」

「…っもちろんよ」

「……失いたくなかった?」

「当たり前じゃないっ……ぅ…」

紫奈は泣き出してしまった

双樹はそんな紫奈の顔を覗き込んだ

そして

「……もう一度、会いたい?」

と囁いた