紫奈が眠りについて

数時間がたち

時刻は夕方になっていた

ザァァァァ…

雨はいまだに降っていた

「………ん…」

紫奈は体に違和感を感じて

目を覚ました

「……な…に…」

紫奈は違和感のする方に顔を向けると

そこには双樹が座っていた

「……誰?」

紫奈はダルそうに双樹に言った

「……落とし物」

双樹は相変わらずの無表情で

紫奈に一枚の写真を差し出した

「……写真?」

紫奈はそれを受け取って

写真を見た

「っ……硅…さん…」

受け取った写真には硅と紫奈が

笑顔で映っていた