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「……お姉ちゃん、大丈夫?」

「………うん、大丈夫」

呀江と紫奈は病院を出て

紫奈の住むマンションへ向かっていた

外は雨が降っていた

「…すごい雨だね」

「……そうね」

紫奈の声は暗く沈んでいた

「…………」

「…………」

二人に沈黙が降りる

「……か、帰りにケーキでも買う?」

「………いらない…今、食欲無いから」

「そ……そう……」

その後

マンションに着くまで

二人は無言だった