藍said..* 大和くんて笑うとかわいいな・・・ そんなことを思いながら大和くんを見る。 「あ。」 「え?」 大和くんが声をあげたと同時に 持っていたビニール傘を開く。 「これ貸すよ」 そう言って私に傘を差し出す。 「え!?いいよ!大和くんはげる!」 「ぶっ、はげねぇよ」 「わかんないぞ?明日つるつるなってたらどうする?」 「それはちょっときついな・・・」 私達はくすくすと笑いだした。 「あははっ、でも大和くんのだしいいよっ」 「いや、貸す」 「えぇ~・・・でも・・・」