他愛のない話をしながら、今までを思い返していた。


考えれば、いつも側には美月がいた。


本当に、誰よりも大切な存在だったんだと思う。


そんな美月が…今日結婚するなんて…

嬉しいような、寂しいような感じがする。


まぁ、お祝いする気持ちは変わらないけどね。


「美月、これからもよろしくね?」

「何?改まって。」

「んー、何となく今思ったの!」

「よくわかんないけど、当たり前じゃん?これからも私たちは変わんないんだからさ♪」

「だよね♪」