『じゃあはい』

くっついていた体を離され、くるっと向きを変えられた。

「え?え?」

私の頭にクエスチョンが浮かぶ中、

真尋くんは私の手の泡を水で落とし…

また真尋くんと向き合うようにされた。

「ま、真尋くん…?」

いきなりのことで頭が回らない。

『手の泡も落としたし、これでいいだろ?』

「…ぅん?」

って…!違うでしょ!

「ちょっと待って…!?」

『もう無理。』


結局、彼には勝てず…

甘い?夜を過ごした。