「真尋くんは大学卒業したらどうするの?」

飲食店に移って食事をしながら聞いてみる。

『んー…、まだ特に決めてないかな』

「そうだよね~」

『紗羅はどう?仕事慣れた?』

「うん、慣れたよ♪楽しいし☆」

『そっか。良かったな。』

「うん!」

他愛のない話をしながら食事を楽しむ。


ふと思い出していた…

彼との出会いを――