怖くなって下を向きながら高杉さんの言葉を待つ。

『うん、いいと思うよ。』

その言葉に思いっ切り顔を上げた。

「ほんとですか!?」

『うん。問題ナシ。』

「ありがとうございます!」

『じゃあ、これで先方に通しとくね。』

「はい。よろしくお願いします!」

ルンルン気分で私は高杉さんと別れ、

自分のデスクに戻った。