「そうだよ。お腹、触ってみる?」

「うん!」

とことこと私の側に凛が寄って来て…

『俺も触らせて?』

真尋くんも来た。

「うん」

『おーぃ、パパですよ~?』

「お姉ちゃんですよ~?」

真尋くんの真似をして凛もそう言った。

その状況が面白くて…一人でクスクス笑っていた。

「赤ちゃん、みんなに会うの楽しみだって。」


赤ちゃん、みんな楽しみに待ってるから…

早く産まれて来てね?



  ―*本当にEND*―