「あのね…、」

私が口を開いた時…、

「スーッ…」

凜の寝息が聞こえた。

「あ…。」

泣き疲れて寝ちゃったんだ…。

「ごめん、凜寝ちゃったし…早く家で寝かせてあげないと…」

『そぅ、だよ…な』


私、何、言おうとしてるんだろう…。


ほんと私って、弱いなぁ。