‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ お華は二つ布団のある寝所にいた。 上様がくるまで待つのだ。 「上様のおなり」 姿勢よく土下座した。 「お華。よう─ここまで来たな」 「は───…」 「わしはそなたのその一途な目が気に入った」 「ありがとうございまする」 「まあ──…あまり気のはることではない。わしはそなたを知りたいだけだ」 上様がお華の前に座った。 お華の顎に手をかけた。 “すべては上様のおおせのままに” 普通なら抵抗するお華も黙っていた。