女戦士とサムライ恋史





「また、愛之助か」



「何か悪い?愛之助~!」

お華は大きなこえで
愛之助を呼んだ。




「…俺より愛之助のほうを…」




お華が犬君をみた。




大きな目が犬君をみる。





「なんか変。犬君。いつもの犬君じゃない──…」