意を決して立ち向かおうとしたときだった。 「はぃはぃそこまで。困るんだよねぇこういうの」 私は呆然とその人を見つけた。 「貴様!! どこの里の者だ!!」 「別に、名乗るほどの者でもないよ」 敵は刀を抜いて、明らか動揺している。 「どうせ、君たち死ぬんだから」