ずっと、 ため込んでたんだろう。 確かに、 花に相談したこと なかったなぁ。 「ごめんな、花。」 俺はそういい、 花を抱きしめた。 背中をさすり、 「よしよし」と言い続ける。 「うえぇ~~ん」 子供みたいに泣き続ける花を、 俺はずっとなだめてた。