【完】君達のコトが大切で


「ごはんにする?」


「・・・あぁ。」


俺は力なくそう言い、
靴を脱ぎリビングに向かった。






「??」


そんな俺を、
花は不思議そうに見ていた。





もともと元気のない理由を
聞いてくるようなヤツではなかった





俺だって、
聞いてほしいときは自分で話す、

花だって気になるなら聞くだろうと
あまり気にしてはいなかった