サクラ咲ク



驚いたことに、お梅さんは壬生浪士組のもう一人の局長、芹沢さんという人の奥さんらしい。


大体、局長が二人いるのも初耳なのに。



「あの…こんな夜分にお邪魔して大丈夫なんですか?芹沢局長のお邪魔になるんじゃ…」


「大丈夫や。あの人、飲みに行ってておらへんから。」



飲みに?
こんな綺麗な奥さんがいるのに夜出かけるなんて…

でもお仕事で飲みに行ったなら仕方ないか…




「それよりお梅さん、なんで私が…」


「その話は後や。この部屋でちょっと待っててな。」




お梅さんは私を広い部屋に座らせて部屋を出て行った。





それにしても、こんな所に離れ家があったなんて知らなかったなぁ…


近藤さん達のいる屯所のほうがいくらか広いと思うけど、こっちも結構な広さだ。







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