ジリ…と足元で砂が音を立てる。
残った三人は冷静なだけあって隙がない。
熱くなってくれれば楽なのに…
さて…誰から来るかしら。
お梅さんを背中に庇って目を懲らす。
ダッ!!!!
動き出したのは、三人同時。
「やあぁぁぁぁああ!!!!!!」
降り懸かる三つの刀を見て、一人では対処できないと悟り、お梅さんに被さる。
「…私が斬られたと同時に逃げて下さい。」
耳元で呟くと、お梅さんの目が見開いた。
お梅さんに覆いかぶさって死を覚悟した時…
「うっ…うぁぁぁあああ!!!!!」
けたけましい叫び声が響いて、沈黙が訪れた。
ゆっくりと体を起こすと、そこは変わり果てた血の地獄があった。
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