へたれだって恋・・・らしきもの・・・をすることもある、て話~ヘタコイ~

「あたしとミエが出会ったのは小学校三年生だった」

レイは答えるつもりがないのか、違う話を始めた。

「その頃からあたしは背が高くって・・・」

昔の自分を見上げるように顔をあげて、

「・・・目立ちたくないのに目立ってた」

と言うとうつむいた。

そうすると長い髪に顔が隠れるのだった。


丸めていた肩を、少し伸ばしてレイはまた話し始める。


「ホントは小さいモノやカワイイモノが好きなのに、似合わないって言われたりして、小さくなりたいって思ってた」

背が高いっていうのも大変なんだな・・・