へたれだって恋・・・らしきもの・・・をすることもある、て話~ヘタコイ~

ミエちゃんがレイにのろける?

それって・・・

ボクのことを好きと言ったミエちゃんの声が急に甦った。
そんなはずは・・・

「ミエちゃんみたいにかわいいコが、どうしてボクみたいな"へたれ"を・・・」

自分で認めたくなかった"へたれ"という言葉が自然に口から出て来ていた。

レイがこれみよがしに大きなため息をつく。

そして、少し声を高くして

「名前はリョウだけど、ホントはボク竜なんだ。大きくなったらドラゴンになるんだよ」

小さな男のコの口調でそう言った。

それは・・・

急に恥ずかしくなる。

「なんで?」

なんで知ってるんだろう?