へたれだって恋・・・らしきもの・・・をすることもある、て話~ヘタコイ~

「なんで柴田くんがあんなコ追いかけてくの?信じられない」

さっきの女のコが吐き捨てるように言った。

ボクはただ、その場を離れたくて後ろに振り返った。


「相変わらず柴田はモテるね」


そう言ったのは、ボス・・・レイさんだった。

いつからそこにいたのかわからなかった。

「キミは追わなくていいの?」

追う?

誰を?

なんで?

レイさんは少しまわりを見回した。

「ミエは?」

ボクは首を横に振った。

「一人?」

今度は縦に振る。

ヒトリボッチ・・・


「あたしもなんだ。ちょっと付き合ってよ」