へたれだって恋・・・らしきもの・・・をすることもある、て話~ヘタコイ~

ボクの左の方向から急に声がした。

「誰?誰かが柴田くんとくっついてる」

ちょっと悲鳴に近い感じだった。

フミエちゃんがビクンとしたのがわかった。

ボクはゆっくり

ゆっくり後ずさった。

「ちょっとヨシコ」という声に左手に目を移すと、
目を見開いて口元を抑えてる女のコと、そのコの肩に手をかけてる女のコがいた。

どちらも、うちの学校の制服に見えた。


その声につられたのはボクだけじゃなくて、フミエちゃんも声のした方に顔を向けようとしたみたいだった。


その途中で、ボクと目が合って

小さい目を大きく開いた。