へたれだって恋・・・らしきもの・・・をすることもある、て話~ヘタコイ~

そのやりとりを
どこか遠くで聞いていた。

自分には関係のないことのように。

視線の先には、脱げ落ちたシューズ。


そっと手が伸びる。

シバちゃんの手。

シューズを手にすると、
急にぐわっと大きく動き、

シューズを遠くに放り投げた。



ポチャン



と冷たい音がした。

シバちゃんが放った、プールの方向から。