なんで?

ミエちゃんの手紙のせい?

「イロイロある年頃だからね・・・」
と物分かりのいいふうなことを言って、
きょうこ先生はフミエちゃんを無視して授業を再開した。

どうすることもできなかっただけのくせに・・・


なんて意地悪なことを思ってしまった。


その日からフミエちゃんはボクらの席には来なくなった。